夢解釈20、「部屋を荒らした鶴」

「男性的な要素への変容」を
あらわした夢

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でめこ様
30歳 女性
タイトル/「部屋を荒らした鶴」

【 夢の内容 】
実家にいて、突然庭に一羽の鶴が舞い降りてきます。
驚いてみていると、どうやってかわからないけれど、部屋の中にドタドタと入ってきて、部屋を荒らし、そこらへんにあるものを食い散らかします。
困り果てているのですが、よくみてみると鶴が足に大怪我をしている様子。
包帯を巻いて病院に連れていって治療してもらうのですが、果たしてこの鶴をどうしようと困っているところで目が覚めました。

2,3日後、なんとまた同じような鶴の夢を見ました。
母とダイニングで食事の用意をしていると、同じように庭に鶴が舞い降りてきて、どうやってか家の中に入ってきて、部屋をめちゃくちゃにしていきます。
なだめようとして、「話があるなら聞くよ」と聞くと、鶴が突然小さな男の子に変身しました。
でも男の子は何も言わず、私を横目で見ながらテーブルの上のお菓子をむさぼっているのです。
「どうしたの」と聞くと、自分の膝を指しました。
すると、膝に小さな青あざがありました。
私は、「また怪我したの?でもこんくらい大したことないじゃん。湿布でも張っときゃ治るよ。」と言ってやりました。
男の子はまだお菓子をむさぼっていますが、私はこの子をどうしようと心の中で悩んでいました。
そこで目が覚めたのです。

でめこ様

最近忙しく、寝不足なので何かを警告されているのかなぁと思ったりしました。
ただ、なぜ鶴なんでしょうか。。

鈴木めいや

でめこ様、ご依頼を頂きましてありがとうございます。鈴木めいやです。
お会計の確認が済みましたので、「部屋を荒らした鶴」の夢の解釈を、はじめさせて頂きたく思っております。

ですが、この夢をより詳しく掘り下げていくために、幾つか質問させて頂いても宜しいでしょうか?
答えられる範囲で結構ですので、もし宜しければご回答いただければ幸いです。

質問1)
もし、「鶴」という生き物を全く知らない人に、それを簡単に説明するとしたら、どのように教えますでしょうか?
また、具体的な思い出でも漠然とした印象でも結構ですが、鶴を思い浮かべたときに、どのような連想が浮かびますでしょうか?

でめこ様

A.)
・ 大きく、全体が白く、頭のてっぺんが赤い帽子をかぶったようで、その赤と白と羽の黒い部分とが印象的な非常に美しい鳥。
・ 日本を象徴する鳥。
・ 長生きなことから長寿の象徴でもある鳥。
・ 美しく、凛とした、女性的?

鈴木めいや

質問2)
夢に出てきた実家の部屋とは、リビングのことでしょうか? また、失礼になってしまったら申し訳ありませんが、普段その部屋はキレイになさっているほうでしょうか?

でめこ様

A.ダイニングです。
  普段はテーブルの上にごちゃごちゃ置きっぱなしになっているものが多いです。
  夢の中では割ときれいになっていたような気がします。
  朝日が差し込んでまぶしく、心地よい気分で母と談笑しながら食事の準備をしていたら、
  庭に鶴が舞い込んできたのです。

鈴木めいや

質問3)
例えば、詩や絵や音楽や、空想を働かせるなどの、抽象的な何らかのものを、最近楽しんでいたりですとか、趣味やなにかでしていたことがある、あるいは、関心のある何かそのようなものはお持ちでしょうか?

でめこ様

A.・禅の思想

鈴木めいや

質問4)
「最近忙しく、寝不足なので〜」とのことですが、どのようなお仕事かをお答えいただくことは難しいでしょうか?

でめこ様

A.・伝統工芸に携わっておりますが、職人というよりは作家です。

鈴木めいや

質問5)
夢の中の、鶴から変身した小さな男の子は、現実には知らない男の子でしたでしょうか?

でめこ様

A.・全く知らない子で、5、6歳の男の子でした。

鈴木めいや

でめこ様、ご回答ありがとうございました。
夢と解釈のサイト、鈴木めいやです。

今回送っていただきました、「部屋を荒らした鶴」の夢を解釈させて頂きましたので、参考にしていただければ幸いです。

【解釈】
「男性的な可能性への変容」をあらわした夢

まず、鶴という鳥の象徴性についてですが、鶴は渡り鳥であり、多くの群れをなして海を越えてやってくるほどの飛翔能力から、ローマでは、鶴の羽根は疲労を防ぐ護符とされたことがあり、日本ではやはり、高貴さのイメージが強いでしょう。
また、一般的に鳥は、わたし達の手の届かないところまで自由に飛んでいける生き物ということから、幅広い認識や自由、想像、直感、憧れなどをあらわすことがあり、鳥はいずれにしても、現実的なものではなく、その反対に位置する精神的な何らかの働きを象徴しています。

そして、ご本人の連想では、

「大きく、全体が白く、頭のてっぺんが赤い帽子をかぶったようで〜」

とあります。
頭は、考えたり行動を決めたり認識したりするためのところですので、この夢の中の鶴は、帽子(知性や権威を表に見せるためのペルソナ)をかぶったような高貴な心像であることは間違いなさそうです。

では、なぜそのような高貴な鳥が実家の中庭に、突然、舞い降りてきたのでしょうか?

でめこ様は寝不足になるほど忙しくしてらっしゃるとのことで、それも伝統工芸に関する作家業とのことです。そして、禅の思想に関心をお持ちとのことです。
作家業と禅の思想の、この2つに共通していることは、どちらも直感的な意識の働きを必要とするということだと思います。

ここでいう直感とは、いい加減なただの思い付きのことではなく、それは、物事を一つ一つじっくりと捉えるのではなく多くの事柄の全体を俯瞰してボンヤリと捉えたときに、どのような可能性やアイデアなどが意識に浮かび上がってくるか、という心の働きのことです。
もし間違えていたら申し訳ありませんが、作家の仕事をしているときや、禅のことを考えているときというのは、そのような直感的な働きが機能しているときではないでしょうか?

そしておそらく、夢の中であらわされた「鶴」は、ご本人の直感的な心の働きをつかさどる何らかのものがモチーフ(動機)となっていると考えられます。
夢の中の鶴、というこの心像は、心理的に大きくて偉大で、全体が白くて心の汚れがなく、非常に美しくて凛とした、女性的な心像であったのではないかと思います。

Q) 「ただ、なぜ鶴なんでしょうか?」

とのことですが、でめこ様の無意識にとって、今一番必要としているそのような心の要素を表現するのに、一番ピッタリな像が鶴であったのでしょうね。

また、もし間違えていたら申し訳ありませんが、夢の一番の目的は、バランスを〜

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