夢解釈22「二匹の大蛇」

職場での適応上、心の変化を支える
ために必要な要素について語られた夢

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ゆり様
35才 女性 既婚 会社員
タイトル/「二匹の大蛇」

無料ワンポイントでの夢解釈⇒ bbs698(二匹の大蛇)

【 夢の内容 】
私は小川、というかどぶ川のそばにいる。
両岸に雑草が沢山生えている。
川は、透明度ゼロで水は灰色に濁っており、非常に汚い。
そこから、直径20センチはありそうな巨大な蛇が2匹そろってこちらに向かってくる。
色は濃い灰色(限りなく黒に近いがクリアな感じがしない)で、所々に白い模様があり、不気味で汚い感じの蛇。

いつの間にか子供の頃住んでいた実家の居間にいる。
そこに大蛇2匹と両親がいる。
両親は蛇を全く気にしていないで、畳に寝そべりのんびりしている。
私は不気味で仕方がなく、少しでも蛇から離れようと部屋の隅にあるマッサージチェア(当時はそんなものありませんでした。今居るマンションにあるのと同じものです)の上に座る。
そのアングルから、母が小さい子蛇を指に絡めてもてあそんでいるのを見て、非常に不気味に思う。
おまけに、大蛇が一匹、マッサージチェアの方に寄ってくる。
私は気味悪さに耐えられず、あわててリビングから抜け出し、廊下に出て、少しほっとする。


ゆり様

鈴木先生のワンポイント夢解釈から、

この夢の中の小川の水も、ご本人が持っている情緒的な側面と関係があるのかも知れません。ですがそれは汚いので、否定的な心の状況のときについて語っているのかも知れません。

やや不当な理由で、職場で不本意な部署に異動させられた。その事は正直今でも心に引っかかっている。

精神が次の段階へ変化する、ということは、とても不安定な状況となりやすく〜

前の部署では、上司と折り合いが悪く、人間性に問題があると思われていたらしい。

まずはそのような悪評判を挽回し、業務を円滑に回すために、精一杯自分の中の明るい面、ユーモアのある面をアピールしている状況。
ちなみに肩こりがひどく、マッサージチェアは常に愛用しております。

鈴木めいや

ゆり様、ご依頼を頂きましてありがとうございます。鈴木めいやです。
お会計の確認が済みましたので、送って頂いた「2匹の大蛇」の夢解釈をはじめたいと思います。

この夢の中の蛇は、無料掲示板のほうで解釈させていただいたように、やはり一言でいうと、「心の変化を支えるための、何らかの心的エネルギー」のような無意識下の要素や働きを象徴していると考えられます。
それも、仕事という外的適応のために必要な心の変化に関係がありそうですね。

蛇はとても象徴性の色濃い生き物で、世界中でさまざまなシンボルとされています。
その中の一つに、蛇はまるで女性のようにクネクネとしているということや、地面(現実)や木の枝(生命やその成長の分化)を這って進む生き物ということ、あるいは、冬になると土(母性)の穴の中で冬眠をする生き物、ということから、母性的なエネルギーであったり、女性的な心の要素をあらわす場合があります。
ゆり様が仕事のうえで感じている心の変化を支えている何らかの要素とは、わたし達のご先祖様のとても古い時代から普遍的に持っているような、そのような母性的・女性的な心の要素であるように感じられますね。

それもその蛇は、

「色は濃い灰色(限りなく黒に近いがクリアな感じがしない)で、所々に白い模様があり、不気味で汚い感じの蛇」

とのことです。
おそらく、蛇のその色には、それだけ無意識下という暗闇に包まれた未知の領域にあった心の生命エネルギーといった意味合いがあり、所々に白い模様というのは、そのエネルギーは基本的にはご本人の気がついていない闇の要素なのだけれど、所々に白という純粋無垢な要素もあるというニュアンスがあるのかも知れません。

そして、夢の中で、大きく場面が変わります。
「どぶ川」から「子供の頃住んでいた実家」という全く違う場面に変わっても、蛇だけは2匹、どちらにもそこにいます。
このことは、何を語っているのでしょうか?

この夢をもう少し深く解釈するために、幾つか質問させて頂いても宜しいでしょうか?

質問1)
これは具体的に、いつ頃、みた夢でしょうか?

ゆり様

半月くらい前に見た夢です。

鈴木めいや

質問2)
夢の中のどぶ川とは、またげばすぐに渡れるくらい、川幅が狭かったでしょうか? それとも、簡単には渡れないような幅の広い川でしたでしょうか?
また、そこは実際にある知っている場所でしたでしょうか?
無ければ結構ですが、もし見知らぬ場所でしたら、似ているところはおありでしょうか?

ゆり様

川幅は、またげばというほどではありませんが、足を広げてひとっ飛び位の幅でした。実際に知っている場所ではありません。
また、似ている場所というのも、特に思いつきません。

鈴木めいや

質問3)
夢の中の、「子供の頃住んでいた実家」とは、何歳くらいの頃まで暮らしていましたでしょうか?
また、具体的な思い出でも漠然とした印象でも結構ですが、その実家を思い出したときに、どのような連想が働くでしょうか?

ゆり様

4歳から11歳位までです。子供時代を過ごした家です。連想というのは特にありません。
いわゆる、大して悩みらしい悩みのない、のんきで自由な子ども時代です。

鈴木めいや

質問4)
この2つの場面に出てくる2匹の大蛇とは、同じような色合いの同じ大蛇でしたでしょうか?

ゆり様

はい。まったく同じような感じの大蛇でした。
ご返信頂いたメールに、白い模様=無垢といった記載がありましたが、白い部分もずっと外に雨ざらしにしていた白い車のようなくすんだ色合いで、特にキレイというイメージはありません。
母がもてあそんでいた小さな子蛇には特に模様はなく、全体的に濃いグレーです。
大蛇2匹が乾いた、埃っぽいイメージなら、子蛇はつやつや、ぬめぬめしたイメージでした。

鈴木めいや

質問5)
お答えいただける範囲で結構ですが、現実には、母親との関係はいかがでしょうか?

ゆり様

母親っ子だったと思いますが、母親の方はあまり子供にべったりというイメージではありませんでした。
とても可愛がってもらいましたが、子供のためにすべてを犠牲にする、といったタイプの母ではなく、自分の世界を持っている人だったと思います。
ただ、あまり我慢というか根性のあるタイプではなく、仕事は持っていたものの嫌になったらすぐ辞めて仕事を転々としていました。
少しだけ、世間知らずというか、社会性に欠けていたかも知れませんけど。。

鈴木めいや

質問6)
「職場で不本意な部署に異動させられた」
とのことですが、以前にいた部署で仕事をしていたときに、働かせていた意識の側面と、いまいる部署で仕事をしているときに働かせている意識の側面は、具体的に、どのような違いがあるか?
ということを考えてみて頂けますでしょうか?
例えば、「いまいる部署では、直感的に言葉を選んで相手に伝えているけど、前にいた部署では、感覚的で具体的な細かい手作業が多かった」など。

ゆり様

頭の働かせどころという意味では、今いる部署と前の部署で前にいた部署でそれ程大きな違いはないと思います。事務処理の速さや要領(感覚的で細かい手作業)と、あとは論理性です。
今の部署は、なにはともあれ周囲との協調が第一ということもあり、人間関係をずっと重要視するようになりました。

鈴木めいや

質問7)
なければ結構ですが、職場以外で、例えば夫との関係などでなにか心境に変化があったということはおありでしょうか?

ゆり様

特にはありません。
今の部署に左遷されてからは、必死に仕事を頑張ったところで評価されるかどうかは別の問題という意識があります。
一番大切なのは仕事上でどうこうということではなく、本当に信頼できる身近な人を大事にしていくことと思うようになりました。

鈴木めいや

ご回答ありがとうございました。

先ほどわたしは、蛇は多義的なシンボルの中でも、母性的エネルギーや女性的な要素を象徴していると言いましたが、もう一つの象徴的な意味合いについて考えてみたいと思います。
ギリシャ神話に登場する名医、アスクレピオスは、アスクレピオスの杖という蛇の巻きついた杖を持っています。
ご存知かも分かりませんが、蛇は、医術や医療職の象徴としてもよく使われています。
例えば、米国医師会のロゴなどがそうです。

医療職に蛇がよく使われる理由は、蛇は怪我をしてキズを負ったとしても、脱皮により傷跡一つなくキレイに元に戻るという優れた再生能力を持っているということと、また、蛇は毒を持ち昔から多くの人を病に侵してきたという危険な側面と、その毒をうまく使えば病を癒す魔法の薬にもなるという肯定的な側面があり、この正反対の二つの強烈なイメージを併せ持っているからではないかと思われます。
たぶんその昔、人に医療を施すということは、魔法のような奇跡的な再生の手段である反面、まるで蛇を扱うかのように危険なことでもあったのだ、というニュアンスがあったのでしょう。
あるいは、蛇は穴の中というどんな知恵〜

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