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心理学 辞典
このページで紹介している用語は、下記の書物を参考に記しております。
「ユング心理学入門 河合隼雄著」「おとぎ話の中の救済 M.-L.フォン・フランツ著」「ユング心理学辞典 アンドリュー・サミュエルズ 他著」「精神分析辞典 福島章監訳」など…
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もともとラテン語で魂という意味。男性の夢に身近な女性や見知らぬ女性が〜
もともとラテン語で心や知性という意味。女性の夢に身近な男性や見知らぬ男性が〜
外界で起こっていることや心の中のできごとに、"気がついている"ということ。
視覚などの外界からの感覚がない状態での、感覚類似の像。
神話や昔話・おとぎ話などに見られるモチーフを導入し、夢のイメージを膨らませて〜
夢を分析するとき、客体の水準から解釈すること。
心の中で受け継がれ、本能とかかわる行動などを構造化するための型のこと。
ユング派の心理療法は、現在に至るまでに大きくわけて三つの学派に分かれた。
心の成長の過程で、その人が「その人らしい」個性を身に付けていくこと。
夢に現実の母親や祖母、老婆や魔女などあらわれた場合〜
複雑に絡み合ったイメージや観念、感情群の複合体のこと。また、主体性を脅かすもの。
平常時での、その人の個人的な行動や言動の基本的な「パターン」のこと。
意識と無意識を含める心の全体的な中心であり、全体性でもある。
意識活動の中心的な働き。
原初的で全人類に共有されており、意識的な経験に依存せずにイメージを作り出すこと〜
夢に同姓の人物や同姓の外国人、人の影やピエロ、悪魔などが夢にあらわれた場合〜
女性らしさ、あるいは女性的な特徴のすべての傾向やその要素のこと。
夢を分析するとき、夢を見た人のなかにある、なんらかの要素が具象化されるとして〜
抽象的なことなどを、具体的な事例で表現すること。また、表現したもの。
心理的機能が人によって違った形式をもつことを示し、そのことを確証するために、ユングが発展させた体系。意識の基本的な構えとして「内向−外向」に区別される。また機能としては、わたし達の心は基本的に「思考−感情」「感覚−直感」の4つの働きから構成されている。
男性らしさ、あるいは男性的な特徴のすべての傾向やその要素のこと。
夢に衣服類や名刺、看板や顔や皮膚などがあらわれた場合〜
経験してきたことや実際の事像などが、心像や観念・知識となって内化されたもの。それの操作のこと。
天文学では星の配置、星座を意味しますが、分析心理学では、内的・外的事実が因果律では説明困難な一つの意味ある"まとまり"をなしているように見える、あらゆる要素のことを言います。
無意識的で未分化・未発達であった何らかのものを解きほぐし、意識にしっかりと根付かせること。
ユング博士の中核的な考えで、意識の態度があまりにも一面的となると、無意識によってそれを補う態度が生じること。
広く一般的には、動機、理由、主題という意味がありますが、このサイトでは「動機」という意味合いで使う場合が多い。
円と四分割を基本形として描かれた図のこと。
ユング心理学では、精神的な変容過程によって自然に生じてくる心の図像表現。
ユング派に特徴的な夢分析の技法で、夢のイメージを膨らませていく作業のこと。
ある時点で、意識的に気づくことのできない心的内容を表す形容詞。
無意識内の現実的状況を、象徴の形式で自発的に自己描写したもの。
象徴によって、心的過程を描写したもので、夢と意識の関係は、根本的には補償作用の関係にある。
四機能(思考-感情、感覚-直感)の働きのうち、最も未発達で分化していない側面。
あまりにも優越機能(主機能とも言う)が一面的に偏った性格の持ち主の場合、劣等機能は意識の統制を逸脱する自立性を持つ。