夢判断27「バスでの出来事」p5

  
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バスでの出来事P5



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Racco2go様
39歳 女性

タイトル/「バスでの出来事」

連想の質問では、抽象的な印象よりも具体的な事実のほうが多くお答え頂いておりますが、夢は、人間が持っている言葉では表現できないような微妙で細かいニュアンスをも関係しておりますので、実際にその土地にいたときに、その町並みや文化的な背景などに対して、どのような印象を抱いたかが関係してきます。

ここで確実に言えることは、それは、その二ヶ所の地域で表現するのが一番ピッタリな、何らかの要素や心の側面をあらわしている、ということです。
この夢をより深く解釈するために、その土地を思い出したときに、例えば、「奥ゆかしい感じがした」とか「深い歴史の痕跡を感じた」などというように、さらに色々と多くの連想の糸を広げてみてはいかがでしょうか?

Racco2go様

ご早速のご回答どうもありがとうございました。

ゆっくり時間をかけて、咀嚼していてメールが遅れました。
けっして難しい言葉でご説明頂いた訳ではなく、私の理解能力の問題です、ご迷惑おかけしております。

心理学でいう言葉の意味と、一般的な生活を送っていく上でのそれらとは、ニュアンスが違うような気がしたので、分析を読ませて頂いて、少し違和感を感じた単語について、都度、確認しながら読んでおりました。
こういったことからも、確かに、思考や直観という機能をあまり利用していない傾向にあるのだな と納得です・・・。

バスに乗った場所の相違についての早々のご返信もありがとうございました。

シャルトルは昔ながらのヨーロッパの田舎街という感じでしたし、シャトレも旧市街です。
印象はいろいろありますが、石造りで統一されたフランスの街並みは、なぜか違和感なく好きで落ち着きます。たとえて言うなら?前世とやらがあるのなら、前世に住んでいたことがありなんとなく懐かしい、といった感じです。
同じヨーロッパでもなぜか伊独西などには感じないシンパシーがあります。(夢の舞台がフランスであるのもそういった理由なのかもしれません)
直近の滞在中は好天にも恵まれたせいか、やはり両地点とも、光りに溢れ眩しいイメージがあります。
フランス全体に言えることですが、古い街並みを保存し大切にしていることに高い共感を覚えます。
個々の建物には個性があり華やかなのに、それらが喧嘩せずに調和しあってます。
中には古くてくすんだ建物もありますし、細い路地が少しゴミゴミしている箇所もあったりしますが、それでも美しいと感じます。石造りなのに温かみを感じることができます。
教会や大聖堂が街の中心に据えられ、毎時きこえてくる鐘の音が人々の心に無意識に信仰心を生み出し、精神的にも物理的にも生活の中心になるのだな と 思いますし、信仰心を持つことはとても大切なことだと思っています。
実滞在経験の太陽光の眩しさと 神様の神々しさからくる眩しさと混じっているのでしょうか。

両地とも些細なことですが、「ぷちチャレンジ」を成し遂げた思い出深い地でもあるので、鈴木様の分析を読んで
「心の成長のスタート」
を表す象徴的な街なのかもしれない、そう思うに至りました。
****************
今回 分析をお願いしたのは、
・ とても印象に残る夢であったこと
・ 以前転職で悩んだ際にも同じく非常に印象的なバスの夢をみたこと
などから、自身のココロが何かを訴えたいのだろう と感じご相談させて頂いた次第です。

分析を踏まえ、下記について確認をさせてください。

●心理テストの結果について。
グラフを見ると、現時点での私の意識は、主として感情と感覚の機能をon/off し、生活を送っている傾向にある ということですよね?
そして、この心理テストの結果から、夢分析において、特に直感という機能をあまり使っていない=未分化・未開拓である との解釈をされているという理解でよろしいですか?

●「本能的な心のプロセス」について。
心(無意識?)とは常に心を成長させようと感じているものなのでしょうか?
未開拓な心の働きを分化させようとするのは、心のもつ潜在的な特徴なのですか?
それとも現在 進路につき悩んでいるので、必要に応じて成長の必要性を感じているということでしょうか?

●「劣等」のあたりのご説明について
元彼のに対するイメージが 自身の持ち合わせない男性的な諸要素ということですか?
元彼に対するイメージは、どちらかというと否定的なイメージ 決定力のなさや、理解力のなさ、という「無い」ことにフォーカスがあたってしまいます。
以前から、男女の関係が逆転したような関係で、私のイメージするところの「男っぽさ」がなく、「女々しい」とおもうことが多いです。
「無い」ことを持っていない 為に目的ににたどり着けなかった という解釈になりますが、そうすると 決定力があるが故にたどり着けない、理解力があるがゆえにたどり着けない ということになってしまいますし、私がイメージするところの「女々しさ」が無いので目的地にたどり着けないという解釈になってしまい、少し混乱しています。
(書き綴りながら思ったのですが、理解力のなさ←→直観力 なのでしょうかね・・・)

なんだか余計に整理できていなくてすみません。
ちょっとわかりにくいなと感じたところは上記の3点です。

他の部分は、
鈴木様は私のこと知らないのに、なんで知ってるんだろう!?!?
伝えていないのになんで運転手が「アフリカ系黒人」って分かったんだろう?
確かに黒髪のボブカットは私の「憧れ」の女性の外見かも・・・
確かに自分には、がむしゃらなまでに、ガッツリやっていこうとする、力強さは欠けている
など。

分析頂いて、「ふむふむ、なるほど〜」と、感心することばかりでした。

夢分析って 本当に奥が深いものなのですね。
私などの素人ではその入り口にもたてませんが、少しなかをのぞき見ることができ、大変意義深かったです。
今後も、何か印象深い夢をみた際は、自身が気づいていない心の声として耳をかたむけていけたらよいな と思う次第です。

色々とありがとうございます。

鈴木めいや

シャルトルとシャトレの連想の糸も上手に汲み取られているご様子で、「心の成長のスタート」を表す象徴的な街とは、まさに的確な解釈だと思いました。

●心理テストの結果について。
グラフを見ると、現時点での私の意識は、主として感情と感覚の機能をon/off し、生活を送っている傾向にある ということですよね?
そして、この心理テストの結果から、夢分析において、特に直感という機能をあまり使っていない=未分化・未開拓である との解釈をされているという理解でよろしいですか?

手芸をなさるとのことですが、そのような、具体的に細かい部分をよく認識しなければならないような手作業をしているときというのは、直感が無意識の影に沈んでいるときであり、感覚がよく機能している状態のときであるということが出来ます。
それを30年以上も続けているという時点で、少なくとも、感覚が劣等である可能性は無いかと思います。
そしておそらく、そんな感覚的な働きと、親しい人と楽しくお喋りしているときなどの感情機能の働きの、どちらも「自分らしい」心の働きだと思われます。

もし失礼となってしまっては申し訳ありませんが、心理テストの結果が正しいと仮定した場合、直感的な意識の働き(あるいは直感機能)は、あまり使われていないために、未分化・未開拓の心の側面ということなり、ご本人にとって、それは劣等機能ということとなります。
ですが、今回頂いたメールを拝見させて頂いた限りでは、直感が極端に影となっている、という印象を持つこともできません。
と言うのは、例えば、
「教会や大聖堂が街の中心に据えられ、毎時きこえてくる鐘の音が人々の〜」
という箇所ですが、極端に感覚機能に片寄っている直感が劣等なタイプの人に、このような文章が書けるとは思えないからです。

典型的に直感が劣等〜

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