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心理学 辞典

このページで紹介している用語は、下記の書物を参考に記しております。
「ユング心理学入門 河合隼雄著」「おとぎ話の中の救済 M.-L.フォン・フランツ著」「ユング心理学辞典 アンドリュー・サミュエルズ 他著」「精神分析辞典 福島章監訳」など…
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心理的機能が人によって違った形式をもつことを示し、そのことを確証するために、ユングが発展させた体系。意識の基本的な構えとして「内向−外向」に区別される。また機能としては、わたし達の心は基本的に「思考−感情」「感覚−直感」の4つの働きから構成されている。





天文学では星の配置、星座を意味しますが、分析心理学では、内的・外的事実が因果律では説明困難な一つの意味ある"まとまり"をなしているように見える、あらゆる要素のことを言います。



ユング博士の中核的な考えで、意識の態度があまりにも一面的となると、無意識によってそれを補う態度が生じること。


広く一般的には、動機、理由、主題という意味がありますが、このサイトでは「動機」という意味合いで使う場合が多い。


円と四分割を基本形として描かれた図のこと。
ユング心理学では、精神的な変容過程によって自然に生じてくる心の図像表現。




無意識内の現実的状況を、象徴の形式で自発的に自己描写したもの。
象徴によって、心的過程を描写したもので、夢と意識の関係は、根本的には補償作用の関係にある。


四機能(思考-感情、感覚-直感)の働きのうち、最も未発達で分化していない側面。
あまりにも優越機能(主機能とも言う)が一面的に偏った性格の持ち主の場合、劣等機能は意識の統制を逸脱する自立性を持つ。
